漆のお椀いろいろ
こんにちは。
今日は風が冷たいですが、良いお天気でお散歩日和の一日となりそうですね
本日ご紹介させていただきたい作品は、蜂谷隆之さんの漆のお椀です!
日々出番の多いお椀は、入る量や口当たり、手に持った重さや質感などそれぞれにこだわりがあるかと思います。
蜂谷さんのお椀はそんなこだわりのある方にも気に入っていただける作品です。
少しですが、どうぞご覧くださいませ。
汁椀
コロンと丸い形が、手に馴染みます。
口回りには布が巻いてありますので、強度もあります。
汁椀 朱 ¥10,000(税抜)
口径11,8㎝ 高さ7㎝
何層にも塗られた漆だからこそ出せる、深い朱色が美しいです。
汁椀 黒 ¥10,000(税抜)
口径11,8㎝ 高さ7㎝
黒色も上品で素敵です。
こちらは漆に黒を混ぜて塗られているので、使い続けても色味はあまり変わりません。
どのご家庭にも合う普遍的な形ではないでしょうか。
李朝椀
八の字型にひらいた高台によって、安定度抜群です。
李朝椀 朱 ¥8,000(税抜)
口径12㎝ 高さ7,8㎝
漆のレンゲでスープやリゾットなんかも頂きたくなるサイズですね。
李朝椀 黒 ¥8,000(税抜)
口径12㎝ 高さ7,3㎝
漆はもともと少し茶色がかった色をしている樹液です。
こちらの黒は、色を混ぜない漆を何回も塗り重ねて一見黒色のように見せています。
じっくり見るととても複雑な色合いをしているのが分かるかと思います。
使っていくと少しずつ透けていき、赤茶色になっていくそうです。
高台裏です。
持っていただくと意外と軽いんですよ。
マカイ
マカイとは沖縄の言葉で「お椀」という意味だそうです。
温かい地方なので、口を開いたお椀ですぐ冷めるようにしていたのでしょうか。
猫舌の方におススメです
女マカイ ¥7,000(税抜)
口径12,5㎝ 高さ6,1㎝
筋目の跡が良い雰囲気です。
サイズ的には炊き込みご飯などにも使えますね。
男マカイ ¥9,000(税抜)
口径13,6㎝ 高さ6,1㎝
写真では分かりにくいのですが、細かな筋目がついています。
こちらの黒は筋目を際立たすため、木地に鉄漿(おはぐろ)を塗り、その上から漆を掛けているそうです。
器の形や見せたいところなどによって、黒色ひとつとってもいろんな塗り方があるんですね。
漆器は使っていくと風合いが変わってきます。
どんどんご自身の器にしていってくださいね。
ご飯茶碗と小皿で、定食風に合わせてみました。
小皿とレンゲで、簡単な昼食などいかがでしょうか。
本日の紹介は以上になります。
暖かい日や寒い日が交互に続いていますが、皆様お風邪などひかれませんように
またご来店をおまちしております