2016年の作品展について

 こんにちは。
 前回の作品展紹介よりだいぶ時間が空いてしまいました
 本日は2016年後半、9月からの作品展を紹介させていただきます。



 
 深谷 泰 陶展
 9月3日(土)~9月10日(土)

⑦深谷泰











 
 白釉の器へイッチンや彫により描かれた伸びやかな線や、辰砂の赤が魅力的な作品です。
 深谷さんの作品は、大胆に配置された独自の絵柄や、細部までこだわり抜いた精巧さが特徴的です。 
 灰釉や織部など従来の作品もございます。
 

 ●作家略歴
 1963年 愛知県に生まれる
 1985年 東京芸術大学美術学部工芸科 陶芸専攻卒業
 1987年 同大学院工芸専攻陶芸専修課程修了
       新宿御苑パークサイド陶芸倶楽部講師
 1989年 中南米メキシコへ民間陶芸指導員として赴任
 1992年 帰国
 1993年 埼玉県朝霞市「丸沼陶芸倶楽部」にて指導
       同倶楽部にて作陶
 1994年 第三十回伝統工芸新作展入選
 2006年 神奈川県へ移転築窯
       以降各地で作品展開催
 










 岡 晋吾 陶展
 10月1日(土)~10月8日(土)
⑧岡晋吾 (2)










 岡さんの器は、陶器に磁器、色絵、安南、染付、白瓷どれもが料理の映え、盛り付けたところを想像させる作品です。
手に持った時の厚さや薄さ、また形状の美しさなどどの時代にも伝わるのではないでしょうか。
 
 
 ●作家略歴
 1958年 長崎県に生まれる
 1981年 佐賀県立有田窯業試験場 デザイン科 絵付科研修
 1982年 肥前諸窯にて修行
 1993年 西有田町にて独立
 2003年 唐津市に移転築窯
       以降各地にて作品展開催
 
 








 服部 政子 染めの世界展
 10月22日(土)~10月29日(土)

⑨服部政子(スカーフ状)







⑨服部政子(全体)
















 一客で初めての染織物の作品展です。
 布はシルクを使用し、服部さんの感性から紡ぎだされた鮮やかな色彩が目を惹きます。
 同じ作品でも広げたときと羽織るとき、また位置によりその表情は変わります。
 ぜひ手に取ってご覧いただきたい作品です。


 ●作家よりコメント
 一枚のすてきなスカーフとの出会いが染めを始めるきっかけとなり、日展では「輪」の原点「人の話、人の和、人の輪」と人のつながりを輪のかたちで表し、過去、現在、未来えと宇宙空間に広がる「生」を抽象の世界で表現しています。

 ●作家略歴
 1972年 第4回日展から第45回展まで
 1979年 第1回日本新工芸展から第36回展まで
 2005年 st-artストラスブールヨーロッパ現代アートフェア(フランス) 2015年まで









 藤野 征一郎 漆展
 11月5日(土)~11月12日(土)
⑩藤野征一郎(2014板盆「ねこ荒れる」 燻紅白仕上げ)








 藤野さんの漆作品は、丁寧に仕上げられた板盆へ大胆に置かれた箔が特徴的です。
 箔や色漆を何層にも重ね、洗練された絵画のような板盆は強烈なインパクトを残します。
 また縄を重ね作られた縁も今までに無く、漆器の新しい表現を教えてくれます。


 ●作家よりコメント
 ほとんどの作品を木地つくりから漆仕上げまで一貫して制作しております。
 漆芸と木工は修練の繰り返しですが、素材を触ることが面白く新たな発見があります。
 私にとって制作とは「素材の遊び」とも言えますが、伝統的な手法を大切にしています。

 ●作家略歴
 1998年 金沢美術工芸大学大学院修了
 2002年 金沢卯辰山工芸工房終了
 2004年 第45回日本クラフト展日本クラフト大賞
 2010年 工芸都市高岡2010クラフトコンペティション奨励賞
 2011年 現代工芸アートフェア(東京国際フォーラム)参加
       現在石川県にて制作。 個展など展覧会を中心に活動。









 畠山 博美 「乾漆」 ・ 惠 芳子 「陶器」 二人展
 11月26日(土)~12月3日(土)

 
漆器と陶器の二人展です。
 女性作家お二人による、華やかな作品をどうぞお楽しみください。
⑪畠山博美











畠山 博美

 渕の薄さや高台の段のシャープさなど、一つ一つから畠山さんの作品への丁寧な取り組み方が伺えます。
 色味も、赤・黒の定番のお色から、緑・紫・藍・橙などさまざまな色を見せてくれます。
 食卓に1アイテムあると、華やかな色気の出る作品です。


 ●作家よりコメント
 乾漆技法は、型に漆で麻布を何枚か貼り、厚みをだし仕上げていく奈良時代からある技法です。
 布目を活かし、さまざまな色味の作品を表現したいと思っております。
 鉢物、小皿、お汁椀など、お正月を意識した華やかな作品を出品予定です。

 ●作家略歴
 1983年 東京芸術大学美術学部工芸科卒業
 2003年 朝日現代クラフト展入選
 2004年 朝日現代クラフト展入選
       個展・グループ展を中心に活動


⑪惠芳子








 惠 芳子

 柔らかに描かれた植物の紋様に、蛍手の透かしが美しい作品です。
 造形の面白さや、釉薬の優しい色合いが惠さんの独特の世界観を表現しています。
 細部まで彫が施され、近くから見るとまた違った様相になり見る人を楽しませます。

 ●作家よりコメント
 以前から大の植物好きです。
 植物をモチーフに制作しています。
 皿、鉢、飯茶碗などを出品予定です。
 

 ●作家略歴
 神奈川県に生まれる
 1983年 東京芸術大学工芸科鋳金専攻卒業
 1990年 松原工房にて陶芸を始める 
       以後、個展、グループ展を中心に活動中











 川勝 英十津 漆展
 12月10日(土)~12月17日(土)
⑫ワイン川勝















 
 モダンで格好良くデザインされた木地に、粗い布目を活かした根来塗が特徴的です。
 お椀の形もさまざまで、ご自分に合った椀を探しにご来店ください。
 日々の食卓が味わい深くなる器です。

 ●作家よりコメント
 軽い漆塗りの器 桐の木でできたウルシヌリの器 大きくても持ちやすい。
 とにかく普段から使ってほしい 日常の漆器です。
 
 ●作家略歴
 1941年 愛知県豊橋市に生まれる
       京都市立美術大学で西洋画を専攻、当初は画家を目指す
       イラストレーター、コピーライターなど十数種類の職業に就いた後、
       音羽山房(三重県)にて修行、「物造り」に目覚める
       石川県山中町で轆轤を学び、岩手県渋民村で木の知識を得る
 1985年 京都の洛北で漆器の制作を始め、現在に至る
 




 今年の作品展の紹介は以上です。
 また近くなったらブログで紹介させていただきます。

 また皆様にお会いできることを楽しみにしております

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